愛知県庁での仕事①
私は今の仕事をする前は愛知県庁で勤務していました。
その際に所属したのが、農林水産部と教育委員会です。
愛知県ではジョブローテーションという制度があり、新人には2部局以上必ず経験させるという方針があるため異なる2つの部署を経験しました。
そのうち農林水産部では、耕作放棄地などの農業の問題に関する仕事や、農地の権利移動等についての法律の許認可の仕事をしていました。
農地の売買や転用については農地法などの法律による規制がかかっており、自分の土地であったとしても思い通りにできないという性格があります。
それは農業保護の観点からなっているものですが、それらの規制を解除するにはさまざまな条件をクリアしなければいけません。そしてその審査基準に適合しているかどうかを1件1件確認し、許可できるのか不許可なのかを判断する仕事をしていました。
それにあたって様々な関係する法律・規則等を読んで勉強しなければいけません。また、非常に判断が難しい案件もありますが、基本的には法に則って判断を下す、という仕事をしていました。
毎月ある仕事で、基本的には行政書士の方とお話しする機会が多く、農地転用を専用にやっているような方もいましたが、それでも農地法の詳しい中身を知っている方は多くはないように感じていました。
こんな経歴も影響して農業関係のニュースは気にかけるようになりました。
いまだに農地を見かけると農地転用の可否について考えてしまうような習慣もつきました。
せっかくあれだけ勉強したので、いつかはこの経験と知識も活用できるようにしたいとは思います。
公務員ってどんな仕事をするのか、について聞かれることが多いですが、とりあえずこんな感じのことをやる部署もありますよ、という紹介です。
反響があればまた紹介します。
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