本当に勉強が嫌いですか?
今回は本当に多くの人に読んでいただきたい内容です。
質問ばかりになってしまいますが、ぜひ自問自答しながらこの記事を読んでいただければ嬉しく思います。
皆さんに質問です。
Q勉強が嫌いですか?
「はい」と答える人が多そうですね。では、
Qなぜ勉強が嫌いですか?
「難しいから」「分からないから」
「つまらないから」
他にもありそうですが、このような答えが多そうですね。
ここで「難しいから」「分からないから」と答えた方は勉強が嫌いなわけではありません。 勉強は分からないことを分かるようにすることです。分からないままはつらいし、分からないとやる気もしません。イライラする人もいるでしょう。
でもそのイライラは理解できれば解決します。そして分かったことについての喜びもあるはずです。
そして「つまらないから」と答えた方に、
Q新しいことを知ることは嫌いですか?
つまらないのはなんでだろう、と自問してみてください。それも分からないことが原因ではないでしょうか。
・何をやっているかわからない
・なんでこうなるのか分からない
・テストの点数が悪くて怒られる
こんな勉強はつまらないに決まっています。なんでこうなるのか、が分かった時に初めて楽しさを感じるのです。その楽しい部分を知らないまま、なぜこうなるのか分からないまま、答えだけを丸暗記するようなものは勉強ではありません。ただの苦行です。
新しいことを知ることが嫌いな人は多くはないはずです。勉強とは本来、新しいことを知る、ということです。新しいことを知るのは嬉しいけど、国語、算数、理科、社会、英語だけ新しいことを知るのが嫌い、なんてことはありません。
新しいことを知ることができていないから嫌いなんです。テストという紙切れに書かれた点数だけしか見ないから嫌いなんです。テストの点数を取るためだけに丸暗記するのが勉強、というイメージは今すぐに捨ててほしい。
点数だけにこだわるのはやめましょう。そんなただの数字だけで学ぶことを嫌いになるのはもったいないです。
塾の先生なのに、と怒られるかもしれませんがこれが私の本音です。しかし、点数を取るのを諦めましょう、と言っているわけではありません。順番が違う、と言っているのです。
勉強の本来の目的である「新しいことを知る」ということを無視して、勉強=テスト=点数という前提で進むことはおかしい、と言っているのです。ですから、まずは点数ではありません。「理解」が大事なのです。丸暗記など勉強ではありません。理解の伴わない勉強は限界があります。
そして何よりこの「理解」を教えることが先生の仕事です。分からないのは悪いことではありません。分からないのは生徒が悪いわけではありません。分かるように教えるのが先生です。だから、分からないことは遠慮せずに聞いてください。分かるようになるまで教えてください、と言ってみてください。それが心の底から分かるようになった時に感じた達成感を大事にしてください。
「はい、ここ覚えて。テストに出るぞ」とテストに出る場所をいうのが先生の仕事ではありません。
はっとり塾がテーマにしている「脱!丸暗記」は全く特別なことではありません。むしろ当たり前のことを言っているのです。しかし、テストの点数だけにとらわれて理解もなく知識を詰め込む丸暗記をさせたり、裏技のような公式を丸暗記させられたり。こんな勉強が主流になってきている気がしてしまいます。これではあまりに本質を見失っています。点数を取ることをあきらめる、ではありません。点数が大事、という今の価値観は仕方がないので点数もとります。そのために「理解」して点数を自然に上げよう、というのが我々の方針です。
テストはあくまで理解度を図る一つの道具です。それがすべてでそれが出来なければ悪、という概念は捨ててください。本質はそこにはありません。
理解する、そのうえでそれを活用するための知識を学ぶ。これが楽しみを見出しながら勉強するコツであり、それが意味のある勉強だと私は考えています。
あなたの今の勉強は丸暗記ではありませんか?
勉強に楽しさを見いだせていますか?
本当に勉強が嫌いですか?
一度考えてみてもらえると嬉しいです。きれいごと、と言われるかもしれませんが心の底から私はそう思っています。なぜ勉強しなければいけないのか?と子供に聞かれたときに困らないような、そんな教育を私はしたい。
本当はもっとたくさんのことを書きたいですが、長くなりすぎても読む気がなくなってしまいそうなのでこの辺で終わりにします。
ご精読ありがとうございました。
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