1111×1111=?
いきなりですが、タイトルの計算結果がいくつになるか分かりますか?
電卓をたたいたり、筆算で計算するのはなしです。
答えは1234321です。不思議な数字だな、と思いませんか。
今回は計算のある規則性についての記事です。
1×1=1
これは皆さん分かりますよね。では
11×11=?
答えは121です。では
111×111=?
答えは12321です。そしてタイトルにある1111×1111=1234321
そう。実は1が同じ桁数だけ並んでいる数字同士のかけ算には規則性があるのです。
1×1=1
11×11=121
111×111=12321
1111×1111=1234321
11111×11111=123454321
111111×111111=12345654321
1111111×1111111=1234567654321
11111111×11111111=123456787654321
111111111×111111111=12345678987654321
このように1から順に大きくなり、また1まで戻る、というような規則正しい数字になるのです。
これは実際に計算してみると分かります。理由は考えてみれば非常に単純で、筆算をしてみると分かりやすいと思います。すべて掛け算の答えが1になる計算をしていくだけでそれを横にずらしていくだけの単純な計算になりますので、興味のある方は一度実際に筆算で計算してみると面白いかもしれません。
数学が嫌いな人は多いですが、このように面白い規則性や楽しさがあるのが数学の楽しみの一つです。知っていてもテストに役に立つわけではないかもしれませんが、豆知識として持っていてはいかがでしょうか?
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