内申点の意味
愛知県の中学生にとって非常に大きな意味を持つ内申点。これが入試で重要になってくることはなんとなく知っているかと思いますが、具体的にどのような意味を持つのかについて説明します。
まず、内申点とは学校で学期末に渡される通知表の点数です。科目ごとに1~5までの点数で評価され、9教科合計で45点満点です。
内申点は愛知県の公立高校の入学選抜試験で合否を決定する際の点数の一部となります。愛知県の公立高校は内申点と入試の当日の試験点数の合計点数で合否を決定します。学校によっては合格者の決定にあたって内申点を重視する学校や、入試当日の試験の点数を重視する学校もあるようです。
つまり、愛知県の入試は試験の前にすでに点数を持っている、ということです。同じ高校を志望する場合、内申点が20点のA君は、内申点が30点のB君よりも10点分も不利な状況からスタートしているのです。逆に言うと内申点が高い子は、当日の試験で多少失敗しても貯金があるので安心です。ですから内申点はとても重要となってくるわけです。実際のところは分かりませんが、内申点を重視する学校が愛知県には多いといわれていますので内申点の持つ意味はより大きくなってくるわけです。
受験生になる3年生から急激に内申点を伸ばす、というのは至難の業ですので1年生からしっかりとこの内申点を意識した学校生活を心がけましょう。個人的には内申点は学校の先生の主観が入る(ような気がする)ため大嫌いな制度ですが、なくなる気配もありませんので、内申点で悔しい思いをすることのないように頑張りましょう。
別の記事では内申点の上げ方について紹介したいと思います。
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