分数ってなんだろう??
小学生のころに習った分数の計算。嫌われやすい内容の一つです。
分数の足し算・引き算、掛け算・割り算は少しややこしいかもしれません。小学2年生で初めて分数に出会ってからみなさんは「分数ってなんだろう??」と考えたことはありますか?今回は少しでも苦手意識を取り除くためにもそんな内容について考えてみたいと思います。
分数とは「1つのものをいくつかに分けたもののうちいくつ分か」というものです。このイメージは非常に大切ですので具体例で考えてみます。
ケーキを1ホール購入したとします。家族4人で食べるので4等分します。そのうちの1つが1/4です。1つのケーキを4つに分けたうちの1つ分、これが分数です。4つに分けたうちの2つ分であれば2/4、すなわち1/2(約分)。これはケーキで考えれば分かりやすいと思いますが、4つに分けたうちの2つ分と、2つに分けたうちの1つ分は同じであることからイコールです。
よく3/4と1はどちらが大きいか、という問題がありますが、これはこのイメージがあれば少しは理解しやすくなるのではないでしょうか。そもそも、1つのものを4つにわけたのだから、4/4よりも大きいか小さいかで1との大小比較ができます。
分数は1つのものをいくつかに分けたもののうちいくつ分か、このイメージをもって分数の苦手意識を払しょくしていただきたいと思います。
最後にもう一つだけ。分数を構成している要素は「分母」と「分子」です。下にあるのが分母、上にあるのが分子ですが、この上下が分からなくなった時の覚え方です。
分母と分子は母と子です。母は子を背負います。したがって分母(母)が下で、分子(子)が上です。逆には覚えないでくださいね?
簡単な説明で具体的な計算等については説明していないため、通分・約分等を用いた計算方法についてはほかの記事で紹介していきたいと思います。
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