「どうしたら勉強頑張れますか?」
先日図書館で子供たちの勉強のことについて質問をされたときにタイトルの質問を受けました。
その時のやりとりについて紹介します。
どうしたら勉強を頑張ることができるのか。
正直それは分かりません。
ただ、頑張りたいという気持ちはあるからこういう質問が出てくるわけです。では、頑張ることができない理由が何かあるのではないでしょうか。
頑張ることができない理由は私が考えるに大きく2つあります。
一つ目は勉強が分からないから。
これは分かる人に遠慮せずに質問することで解決します。まずは学校の先生、そして友達、塾に通っているなら塾の先生。
授業の時間以外に質問することで、自習の補助として活用することが重要です。すべてを教えてもらうのではなく、分からない問題のヒントをもらう。そのヒントをもとに自分でさらに考える。とても意味のある学習だと思います。
分からなくて辛いから勉強をやれない。これは不要な遠慮を捨てることで少しずつ解決することができます。これが理由ならば今日から早速学校の先生に授業後に質問に行きましょう。そして塾の先生に授業時間外に質問しましょう。そして、津島図書館で毎月第4土曜日に実施している学習支援教室に来てください。私が分かるようになるまで教えます。
実は一番多いのは2つ目。
「なんかやる気にならない」
これはもう誰が何を言おうと改善はできません。本当に自分次第なんです。
ただ、アドバイスはできます。勉強しなければいけない、と思う理由を真剣に一度考えてみてください。その理由が「親や先生にしろと言われるから」、「高校に行けなくなるから」、「将来困るから」などという他人目線での消極的な理由であったり、ぼんやりとしたよくわからない理由ではありませんか。
私は、もっと短期的で具体的で自分なりの理由を探してほしいと思っています。
もっと単純な理由でいいと思っています。
「負けたくない友達がいてその子に勝ちたい」や「いい点とって褒められたい、今まで馬鹿にしてきた人を見返したい」とか「○○高校にどうしても行きたい、そのために今回のテストでは80点を取りたい」とか。
そして小さな目標や自分で決めたルールを守ることができたときには小さなご褒美を自分にあげる。それは好きなお菓子を食べることでもいいですし、好きなゲームをやることでもいいです。
一つの目標を定めましょう、というのもいいとは思いますが、その一つの目標はある程度長い期間を要するものではありませんか。目標というほどでもない自分が頑張る理由を作ってあげる。
理由もないのに頑張ることは本当に難しいと思います。頑張れない人は理由探しから真剣に取り組んでみることを勧めます。
そして、最後に理由が明確にあるのに頑張れない人へ。
厳しい言い方になりますが頑張れるか頑張れないか、が能力です。
「やればできる子」はいつの間にか「やってこなかったからできなかった人」になります。
やればできる、と思っているうちにやるタイミングはなくなっていきます。
「やればできる子」のうちにそのせっかくの才能、センスを生かしてあげてください。
お願いします。
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