なぜみんな勉強しているのか

勉強がきらい、という人はたくさんいます。
勉強なんかしたくないー、という子供もたくさんいます。

その割にはみんななんで勉強しているんでしょうか?ここでいう「勉強している」とは、とりあえずでも、ほんの少しでも勉強をしている子供を指します。

勉強が嫌い、とか、なんで勉強しなきゃいけないの?とかいう子供が多い割には、完全に勉強を捨てて本当に全くやらない子供の割合がすごく低いと思いませんか?


なぜでしょうか。


日本は義務教育だから?
それもあるかもしれませんが、これは高校生にも当てはまることなので、義務教育の制度だけでは説明がつきません。

親がうるさいから?
親に言われてもちゃんとマジメに勉強しない子供もたくさんいるのだからこれも当てはまりません。


1つの理由として、「怖いから」があると思います。これは無意識で感じているものかもしれません。

なにが怖いか。
勉強をやめることが怖いのです。
理由は簡単、みんなやっているから。
勉強をやめたとしても、次になにをしていいか分からないから。

みんながやっていることをやめて、自分だけ別の方向を向くことはすごく大変なことで勇気がいります。

別の記事でも紹介しましたが、学校の勉強が人よりも出来るからといって偉い、ということはありません。

極論、学生のうちに本当にやりたいことが見つかったならば、学校の勉強ではなく、そのやりたいことについて学んでもいいと思っています。

でも、それだけの目標を持っている子供も多くはありません。
その中で、みんなと違うことをして、不安を感じるのを怖い、と感じているのです。

これは自然な感情です。

良いも悪いもありません。

ただ、

怖いし、ほかに目的もなく、という状態で勉強を形だけしている人にメッセージです。

どうせやるなら本気でやりましょう。
形だけで誤魔化したり、その場しのぎはおしまいです。

やるからには全力で。

やるならやる。やらないならやらない。

やらない、という選択ができないのなら、精一杯やりましょう。

これは大事なことです。

やるからには全力でやる。


この夏、意識してくださいね。


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