理科が苦手な中学生へ
国語、数学、英語、理科、社会
いわゆる主要5科目の中で、理科が苦手、という人もたくさんいますよね?
今日はそんな理科が苦手な中学生へ向けた一つの提案です。
私は、(主要5科目の)定期テストに限った話をすると、実はいちばん少ない労力で高得点を狙いやすいのは理科だ、と考えています。
英語、数学は単元ごとに密接につながっているため、この単元だけを勉強すれば得点できる!というものはありません。一年生の初めから、コツコツとやっていって初めて三年生の内容が理解できます。
したがって、英語、数学の2教科はやはり労力がかかります。
では、残りの3教科を比べてみましょう。
社会と理科では覚えなければいけない語句の量が全く違います。社会の方が多いです。
理科は大きく分けると、計算、語句、仕組みの理解、の3つの要素があります。このうち、覚えなければいけない語句は社会よりも圧倒的に少なく、計算も数学のように複雑ではありません。仕組みについては、一度どういう規則があるのか、を映像的に理解してしまえばいいだけです!仕組みを覚える、のではなく、たった1つの仕組みを図を利用して理解してしまえばいいのです。この仕組みを理解する、という段階を飛ばしてしまうと、理科は大変になります。これが理科を苦手とする人が多いいちばんの理由です。
では、最後に国語。
国語は勉強しなくてもある程度の点数が取れるから得意!と考えてる人もいることでしょう。
しかし、なんの対策もなしに高得点をとれますか?国語は、実は定期テストのための勉強が大変な科目なのです。
日本語を読むことができればある程度の点数はとれる、という人もいるのも事実です。しかし、問題量は多く、文法の理解は大変、おまけに古文、漢文、詩、俳句がテスト範囲の時にはボロボロ、、
結局漢字しか勉強しません、ということになってしまっていませんか?
国語は勉強している人が少ない割に点数が低くない、というだけで、実は80点、90点を取る生徒の割合が他の科目よりも低い科目なのです。
以上のことを踏まえて、理科を苦手としている中学生の皆さんには、ぜひ理科を頑張って欲しいと思います。
理科が難しい、と思っている理由は「文系よりも理系の方が難しい」という誤ったイメージに基づくものが多いです。
中学生の理科はそんなに深い内容ではありません。
一度フラットな気持ちで理科のテストに向けた学習をしてみてください。
そして、その学習でいちばんのポイントは仕組みの「理解」です。
そのことをぜひ覚えておいてくださいね。
では、夏休みに向けて頑張っていきましょう!!
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