【経済入門】消費税のあれこれ① 消費税ってなに??
2019年10月から消費税率が8%から10%に上がる予定となっています。
もしかしたら、また先送りされるかもしれませんが、5か月後には現在よりも2%増税されます。増税を機に、今注目を集めている消費税。この消費税について、今回は基本的なことを紹介していきたいと思います。今回は知識として持っていて損はありません、というような内容であり、実用的ではないかもしれませんがご容赦ください。
消費税の成り立ちについてです。現在の消費税率は8%。実はこれは正確ではありません。消費税は
消費税(国税) :6.3%
地方消費税(地方税):1.7%
の2つから成り立っています。ですから、消費税率は6.3%が正確な数字です。ただ、これは私たち消費者(お金を払う側)からするとどうでもいい話です。どちらにしても8%分のお金を払わなければいけないことに変わりはありません。ただ私たちが払っている8%のお金のうち、6.3%分は国のお金になり、1.7%分は県や市町村のお金として使われるのです。
本体価格1,000円の製品を購入した際に支払う消費税の金額は
1,000×0.8=80(円)
ですが、その80円のうち63円は国に、17円分は地方公共団体に支払われている、ということです。
次回は、10月の増税について紹介したいと思います。
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