どうしたらコツコツ頑張れるの??
以前、上の記事で紹介したように私はコツコツ勉強法を推奨しています。
しかし、この記事を読んだ人から「コツコツやった方が良いのは分かってる。分かっていてもできないんだよ」という意見をいただきました。どうしたらコツコツ勉強法を実践することができるのか、それこそが本当に知りたいことなんだ、と。
これをすればコツコツ勉強法が実践できます、という方法はありません。意志を強く持ってください、という他ありません。しかし、こういうことを実践すれば取り組みやすいかもしれません、という方法をこの記事では3つ紹介したいと思います。
1つ目は、勉強をする時刻を決めてください。毎日この時間は必ず勉強に充てる時間、というものを作ってください。人間は習慣の生き物です。起床、食事、お風呂、就寝等、ある程度決まった時間になると自然と行っていると思います。その習慣の中に勉強も組み込んでください。続かない理由の一つは、勉強に着手できないからだと思います。始めるきっかけを決めておくのです。そうすれば、この番組だけ、と言って気づかぬうちに「ついつい」だらけてしまうことも防げるはずです。これでもだらけてしまった場合は「ついつい」ではなく、自らの意志でだらけたのです。
2つ目は、勉強時間を長くとりすぎないこと、です。
毎日〇時間は勉強しよう、という目標を立てたとします。このときにはやる気に満ち溢れ、毎日必ず実践しよう、という強い意志を持っていることだと思います。この目標を立てるときに無茶な時間数を目標とせず、無理せずできる時間を目標としてください。中学生の場合、一つの目安は1時間~1.5時間です。最初から「1日3時間は毎日やるぞ!」とすると、開始時点で3時間の確保が難しい、と分かった時点で「今日はまあいっか」となってしまうのです。そういった日が1日できてしまうと、もう誘惑に勝てません。次の日もその次の日もだらけてしまい、習慣から外れてしまうのです。
ですから最初の時間設定は無理せずできる時間にしましょう。その日にもっと勉強したい、と思った場合は延長すればいいのです。目標設定の時点で意欲をそぐことのないよう気をつけてください。
また、集中時間の観点から見ても長すぎる時間設定は良くありません。3時間もぶっ続けで集中できる中学生はほとんどいません。もし、1日の中で多くの時間を勉強に費やすとしても、短いセットを複数、といった形をおすすめします。1コマの時間は1.5時間程度でそれを複数コマ実施するといった形です。その方が効率的です。
3つ目は、小さな楽しみ(ご褒美)を自分に作ってください。
1日、1週間、ご褒美への単位は短くしましょう。近い将来に小さな楽しみを作るのです。毎日勉強が終わったらアイスクリームを食べる、1時間勉強を頑張ったら1時間ゲームをする、等楽しみを作ってみてください。逆に目標を達成できない日は、ご褒美をしてはいけません。少し本旨からはずれてしまうかもしれませんが、コツコツ続けるためには短いスパンで自分に楽しみを与える、というのはオススメです。
以上、3つ紹介しました。ですが、最終的にはいかに自分で目的意識をもって頑張れるか、です。頑張ることで誰よりも自分のためになります。毎日の小さな積み重ねがどんなご褒美よりも大きなギフトを自分自身に与えてくれるはずです。大きな変化は小さな積み重ねからです。コツコツ地道に頑張りましょう。
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